私は帝王切開で無事に出産し、初めて愛娘を抱っこしおっぱいを吸わせたのは産後2日目でした。吸わせた時からおっぱいはすぐ出て、娘もちゃんと飲んでくれて、良かったと喜んでいましたが、その晩からおっぱいのトラブルが始まりました。
私のおっぱいはカチカチのセトモノみたいに固くなり、真っ赤に熱を持ってしまいました。助産婦さんには、触らないで冷やした方が良いと言われて、入院中はマッサージを一回も受けずに退院し、実家へ里帰りしました。
おっぱいは相変わらずパンパンに張り、その度に保冷剤でひたすら冷やしていました。悪寒と関節痛と高熱を繰り返し産院へ行きましたがよくならず、母乳外来で桶谷式のマッサージに初めて辿り着いたのは産後一ヶ月頃でした。
そして、森川先生を紹介して頂きました。その時の状態は、シコリで左のおっぱいは変形していて乳首も固くて、吸わせる時に背中に刺すような痛みがあり、詰まって溜まったおっぱいはヨーグルト状で、娘は嫌がっていました。私も痛くて、泣きながらの授乳でした。
自分のおっぱいの事でいっぱいで、娘とちゃんと向き会って接していないと思って落ち込んだり、高熱や痛みから体力が落ちて自分の身の回りの事すらまともにできなくてイライラして、一番感謝すべき家族に当たってしまっていました。今振り返るとその事が凄く申し訳ないです。
今まで、おっぱいは出て当たり前だと思っていて、おっぱいの対処法、乳腺炎の怖さを全く知らなかったので、知らなかった事を後悔しました。
その頃毎日森川先生の所に通い、母乳マッサージをしてもらいながら、いろいろ悩みや子育ての話を聞いてもらったり、ゴールデンウィークや休診日もおっぱいの状態を見ていただいたり、夜に痛みでどうして良いか分からない時にやりとりしていただいたりと、不安な毎日を助けて頂きました。
森川先生の所で沢山のママとの「今何ヶ月ですか?」とかささいな会話や同じ乳腺炎のママとの会話でも気持ちが楽になった気がします。
苦痛な毎日を経てゴールデンウィークすぎに、やっと南病院で切開しました。
切開した事でおっぱいは楽になり、娘のグズグズもなくなって、段々と良くなってきているのを実感しました。
しかし、私のたまったおっぱいは、悪い菌が混じっていたので、外科の先生に切開した後、授乳はしない様にと言われました。その事で悩みましたが、結果おっぱいを飲ませて母乳マッサージをしていく方法で、おっぱいも娘も何も問題なく良かったです。
おっぱいについて外科・産科・小児科いろいろな考え方があるのだなと感じました。
私はこの乳腺炎で情報と交流の大切さを知りました。
先日三ヶ月検診があり、愛娘は元気いっぱいに順調に育っていました。
それが何より嬉しいことですので、これからも食事に気をつけて、おいしいおっぱいを娘に飲ませられる様に頑張りたいです。
毎日違う表情を見せてくれる愛娘と楽しんで、子育てしていきたいです。
妊娠判明とともに夫の仕事の関係で新潟市へ引っ越しが決まった去年の今ごろ。新しい土地で楽しい妊婦ライフをおくる予定だったのですが、妊娠8ヶ月半ばで切迫早産のため入院。24時間ウテメリンの点滴を受けながら食事のローテーション5週目に突入した入院生活最後には、肝臓の数値も悪化したため点滴も中止に。更に安静にしているにも関わらず妊娠高血圧症候群も併発したり、何度も張りの間隔が10分を切ったりで、入院中お医者さんには生まれてしまうかもと3回も言われました。
里帰りを諦めそのまま入院生活を送り、なんとか37週に。「たぶんすぐ戻ってくると思うけど」という言葉をいただきながら無理やり退院した4日後のシルバーウイーク初日、自分も夫も看護婦さんも誰もがまだまだだと思っていたのに、入院してから3時間弱の超安産で出産しました。しかし生まれた息子の体重は2198gと小さく、産湯で綺麗にされてほんの少し対面したのち保育器へ入ってしまい抱っこできず初乳をあげられませんでした。やっと初めておっぱいをあげた生後3日目、哺乳瓶に慣れてしまった息子の口におっぱいをくわえさせようとしても、妊娠中おっぱいマッサージ禁止のカチカチの乳首は吸ってもすぐに口から外れてしまいました。その後も入院中は乳頭保護器を使ってみたり、乳首を柔らかくマッサージしてみたりとがんばりましたが新米親子でタイミングも合わず上手くいきません。母子同室になった翌日には黄疸が出て光線治療に入り、入院中一緒にいれたのはほんの一晩だけで、最後まで上手く授乳出来ずじまいでした。
妊娠中は元気な赤ちゃんを産むということだけを目標にしていただめに、育児のこと(特におっぱいについて)はあまり考えておらず、低体重児だったこともあり退院後はとにかくお腹を減らしていたら一刻も早くお腹をいっぱいにしてあげようと泣いたらほぼ即ミルクの日々。退院2週間後、助産師訪問で「おっぱい出るのだからあげなきゃダメ」と一喝されるまで、ほぼ完全ミルクで育てていました。これからでもおっぱい出るのかなと不安になりながらも乳首をくわえさせると「大丈夫だよ」と言わんばかりに私の固い乳首を一生懸命頬張る息子。でもすぐに「出ない出ない」と乳首をくわえながらひっぱり泣くのです。その姿を見ると切なくてせめて柔らかいおっぱいを飲ませてあげたいと考えていたときにインターネットで桶谷式を知りました。しかし聞く噂は食事制限や授乳間隔などのストイックなものばかり。あまり制限されると自分がヒステリックになり息子に悪影響を与えてしまうのではと心配し、なかなかマッサージに行く決心がつかずにいました。でもしばらくすると左のおっぱいに白斑が出来て授乳のたびに痛み、我慢の限界に。縋るような気持ちでベビーマッサージの際にお世話になった森川先生へメールを送り、翌日電話で予約入れることができました。
もともと肩こりがひどく、森川先生のところへ行く前はおっぱいもカチカチ状態。肩や腰のマッサージに行くと必ず痛かったり翌日に揉み返しがきたりするのに、森川先生の桶谷式は全然痛くないし揉み返しもないのに、ふにゃふにゃな飲みやすいおっぱいに大変身で本当に不思議です。白斑はその後何度かできましたがその都度森川先生に教わった授乳姿勢になってないことに気づき直すことでできなくなりました。森川先生とお話しする前は冷えもおっぱいに影響することも知らずにいましたが今はいつも身体を冷やさないように気をつけるように。そして森川先生に毎週マッサージをしていただくことで、なんと今では朝夕1回80mlのミルク以外は母乳にすることができました(日によっては1日1回のミルクやミルク無しで済むことも!!)。ほぼ完全ミルクからここまでおっぱいが出るようになるなんて大感激です。息子もミルクと違って待ち時間なくサッと出てくるおっぱいにさぞ喜んでいるでしょう。
まだまだ息子の欲しがるタイミングでおっぱいがたくさん出なくて怒らせたり、逆に欲しがらないタイミングでおっぱいがいっぱい出て服を汚したりと上手くいかない日々ですが、おっぱいバイバイの日まで短い期間のおっぱいライフを楽しむつもりです。それまで森川先生よろしくお願いいします。この素晴らしい桶谷式がもっともっと新米ママたちに広まることを願っています。