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ポーチから見る玄関

おおらかさを感じさせるゆったりと大きな木製ドア。

押して開けることも、引いて開けることもできる両開きとなっている。

三谷幸喜の映画「みんなの家」で、斬新な考えを持ち、人を招き入れるには外国のように内開きだと主張するデザイナーと、頑固なまでに日本の風土と掃き掃除の便利さから外開きを主張する棟梁との間に入って、両方の顔をたてようと、「じゃあ、両方開くようにしたら？」といった施主に、「西部劇の飲み屋であるまいし‥」と棟梁に言われた時には（うちは飲み屋か？と）思わず笑ってしまった。

両手で荷物を持っている時、肩で押しながら入れ、あるいは出れて便利。
でも風の強い日には風が巻き込んで、内側にあくこともあって一長一短。

ガラスは、イタリア製の手作りのベネチアングラス。