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薪小屋その２−１

隣町の三条市の上須頃に住むＡさんの善意で建てることになった薪小屋。

この場所は、我が家の１軒おいて隣の地にあって、土地の持ち主のＡさんが、あいているから使っていいよ、と言ってくれた場所。

自分で薪ストーブも持っていないのに、Ａさんはこのほか、私たちに、どこそこのところに切り倒した木がある、といっては口利きをしてくれたり、自分の軽トラックを貸してくれたり、ほんとにいい人である。

実は、Ａさんとは全く面識がなかった。
Ａさんはこの土地に畑を作っていたが、その行き帰り、途中にある我が家が気になっていたらしく、ある日突然、我が家を訪れ、「お宅は屋根から煙突が出ているようだし、庭に薪小屋があるようだが、薪ストーブがあるのなら見せてくれ」といって上がりこみ、それ以来付き合いさせてもらっているもの。
なんとも変わった、でも善人である。

ちなみに、その後、Ａさんも自宅に薪ストーブを入れ、ストーブライフを楽しんでいて、文字通りストーブ仲間となっている。

(注）この薪小屋の場所は、地主のＡさんが土地を売却することになったため平成１８年１０月に取り壊しをし、現在薪小屋はありません。