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建物外観1

上は、南東側からの外観。

飛び立とうとする鳥のイメージ。
風光る季節が訪れた。


新建設計の金子晴俊さんの設計による斬新な外観。メイズとグレーアンバーの色の組み合わせが新鮮で大胆な印象を与える。

設計当初、家の外観イメージは、「鳥がはばたいているような姿」と説明され、その後、重厚さを増すために外壁を斜めにした結果、「大地にねざす茸(きのこ)のような」の形容が加わった。

出来上がった正面から見ると、これらの説明のほかに、夜空に輝く星のようにも、また、海の底に生きる海星(ヒトデ)のようにも見える。

ちなみに、この家からは、夜空にちりばめられた星座たちが、夜会で踊る姿のように美しく見える。
この家が出来上がった’97(H9)には、2,400年周期ともいわれるヘール・ボップ彗星が、北西の夜空を駆けていったのが眺められた。
この家の最初で最後のめずらしい訪問者となった。




建物外観(正面)