|
○議長(久住久俊君) 次に、2番、土田俊人さんに発言を許可いたします。2番。
〔登壇〕
◆2番(土田俊人君) 発言の許可をいただきましたので、通告のとおり4点御質問いたします。
まず1点目は、中小河川の抜本的な改修について御質問いたします。昨年の7・13水害で破堤水が市街地を襲う大惨事を招いた五十嵐川と刈谷田川。水害から約1年が経過し、それらに合流する中小河川を含めた改修工事は本格的に動き出しております。しかし、流域に大きな被害を与えたにもかかわらず、それらに合流しない中小河川については改修計画すらない状態であります。
栄地域の大面、北潟、矢田を源とする大面川は、大面集落内の上大橋から上流が県の砂防指定区域内の普通河川、下流は土地改良管理の高位部幹線排水路と名前を変え、福多地区を通り、土場、直江町、そして貝喰川に合流し、自然排水で信濃川へ流れ込みます。さきの水害時には、短時間の降雨により、上流部の多くの沢や谷で土砂崩れや土石流が発生し、鉄砲水が大面、北潟集落を襲いました。集落内の道路では、車は屋根近くまで水没し、腰までの濁流で歩くこともままならず、命の危険すら感じさせるものでした。住宅は、床上、床下浸水。農地は、農作物が水につかり、流出した土砂が堆積し、立木が散乱。下流においても各地で越水し、土のう積み等の水防活動のかいなく、東光寺集落で合流する高位部支線排水路稗田川が破堤。東光寺、若宮新田、福島新田を初めとする福多地区の住宅、農地が3日間にわたり冠水し、多くの住民が避難所生活を送りました。
旧栄町の7・13水害で受けた住宅の床上、床下浸水は127戸、非住宅の浸水232棟の大部分が、この大面川の影響によるものであります。また、近年だけでも、昭和39年、46年、51年、62年に大きな被害を出しているとともに、たびたびの増水で土のう積み等の水防活動を行っている状況であり、これらを見れば流量に対して流水断面が不足しているのは明らかであります。
水害直後から大面川流域の議員の皆さんと大面、北潟集落の地元住民と何度も現地に入り、被害状況と原因の調査を行い、その後流域の大面、北潟、矢田、蔵内、茅原、東光寺、若宮新田、福島新田、一ツ屋敷新田、新堀、そして猪子場新田の大面川流域11集落の当時の区長、副区長、農家組合長と土地改良の役員、流域の議員が集まり協議を行い、大面川流域11集落の総意として、抜本的改修の要望書を被害状況の写真、調査資料等をあわせて栄町長に連名で陳情するとともに、一緒に三条土木事務所にも足を運んで陳情した経緯があります。しかし、その矢先の中越地震で町も県もその対応に追われ、合併前までに結論をいただけませんでした。豪雨のたびに被害を受けなければならないようでは、市長の施政方針にある安全に安心して暮らせる町とは言えません。
そこで御質問をいたします。当然旧市町村の懸案事項は引き継がれているはずでありますが、この件はその後どうなっているのか、お尋ねいたします。
施政方針では、五十嵐川、刈谷田川及びそれに合流する中小河川、大平川、鹿熊川にしか触れておりません。大面川の抜本的改修の必要性について、市長の認識、重要度についてお尋ねいたします。
流量に対して流水断面が不足していると思いますが、どうなのか、お尋ねいたします。
貝喰川は、見附市を源に、栄地域の大和地区、川通地区を通り、刈谷田川右岸排水機場より信濃川へ合流いたします。大面川同様にさきの水害において越水し、大和地区、川通地区の農地が4日間にわたり冠水し、農作物などに大きな被害を与えました。刈谷田川右岸排水機場のポンプは限界能力を超えた運転を続け、もしもポンプが1基でも故障したら、あともう少し水位が上がりポンプが水没し、停止したらと考えるとぞっといたします。
また、刈谷田川は見附市、旧中之島町の左岸側が破堤しましたが、右岸側の栄地域の鬼木、鬼木新田、見附市の下関、三林地内でも漏水や越水が起こり、破堤寸前の状況であり、もしも右岸側が破堤していたなら既に限界であった機場のポンプも停止し、栄地域のさらに広範囲が冠水するとともに、嵐南地域の水も排水されず、さらに何日、もしかすると何十日もの間水が引かなかったはずです。この機場は、国営土地改良事業の刈谷田川右岸整備事業のかんがい排水事業で整備され、刈谷田川は当初河川法20条によって農業施設としてつくったものを1級河川でいただいているということもあり、流量が不足ぎみであります。
そこで御質問をいたします。流水断面の不足から分流案を含め抜本的な改修を要望していましたが、結論が出ないうちに合併となりました。その後どうなっているのか、お尋ねいたします。
大面川同様に、貝喰川の抜本的改修について、市長の認識、重要度についてお尋ねいたします。
次に、2点目の市道福島新田甲13号線について御質問をいたします。栄町の平成17年3月議会において町道認定の議決がなされ、新市に引き継がれた清掃センター前の市道であります。この道路は、昭和40年代後半に金子新田工業団地の造成工事の乗り入れ道路として旧三条市が仮整備を行った道路で、ことしの3月までは市道、町道の認定のない道路でした。地籍的には旧栄町で、法定外公共物として旧栄町が国から譲与を受けた若干の土地があるほかは旧三条地域広域事務組合の敷地で、これを旧三条市が金子新田工業団地への通行道路として借り受けていました。現在は、清掃センターへの乗り入れ道路、金子新田工業団地への通行道路のほかに一般車両も通行し、三条地域と栄地域を結ぶ重要な道路として、大型車両を初め交通量の多い道路です。しかし、道路は屈曲し、カーブ途中の見通しが悪い位置に清掃センターの乗り入れがあり、構造上非常に危険な道路であります。また、2つの橋梁は老朽化が著しく、高欄の中桟は腐って落ちているとともに、車両がぶつかった箇所は高欄が裂けてめくれ上がり、最近全国でも問題となったガードレールの金属片のような危険な状態であります。また、これが何年もの間放置されたままであります。以前は、管理主体が不明確で路面が傷んで交通に支障を来していてもいつまでも補修されず、それが原因で第三者に損害を与えた場合は、その都度旧三条市と旧栄町が協議をして対応するといったぐあいでした。以前一般質問で早期に改良するよう求め質問した際、これらの問題のために対応が難しいとの答弁でありました。その後合併が決まったことによりすべての問題がクリアされ、合併に先立ち町道認定され、新市に引き継がれました。
そこで質問をいたします。先ほど述べたとおり、構造上非常に危険な道路であり、早急に改良の必要があると思いますが、お答え願います。
現状において、少なくとも高欄の修繕は早急に行わなくてはならないと思います。町道認定後も危険防止措置や修繕もされておらず、転落の危険、裂けた高欄によるけがと自転車や歩行者が通行するには余りにも危険であります。今後の対応についてお答え願います。
次に、3点目の図書館について御質問をいたします。合併により栄地区の住民が待ち望んでいた図書館が三条市立図書館栄分館として開館しました。以前は、農村環境改善センター内に図書室はありましたが、専門の職員もおらず、蔵書数も少なく、住民からはそれらの要望もありましたので、合併効果の一つとして喜ばしく思います。しかし、これまで夜10時まで利用可能であったものが、合併と同時に三条市立図書館に倣い7時閉館となりました。環境改善センターは夜10時まであいているのに、「図書室」が「図書館」と名前を変え、専門の職員が配置されただけになぜという声が利用者から出ています。確かに蔵書はふえ、専門の職員も配置されましたが、閉館時間が早まったことから利用の幅が限定され、使い勝手が悪くなったとの声があります。
そこで質問いたします。栄分館には、単独の施設と違い、合併前同様10時閉館としても特に問題はないと思いますが、閉館時間を合併前の時間に戻せないのか、お尋ねいたします。
栄庁舎3階部分を改装して公民館と図書館及び教科書センターにいつするのかということについては、昨日32番議員が質問をいたしましたので省きますが、これ自体は新市建設計画登載事業外のもので、実施年度の計画はありませんが、合併協議会、各市町村議会で説明し、合併協議会だよりでも市民に公表した時点においては平成17年度に実施する予定だったのではないでしょうか、お答え願います。
次に、4点目の新市建設計画の推進について御質問をいたします。これについても多くの方が質問をいたしましたので、大部分を省きますが、高橋市長から施政方針、予算概要が示され、それに目を通していて愕然として自分の目を疑いました。施政方針からすると、行財政改革のため、新市建設計画の事業の見直しを行い、実施しないものもあり得るというふうに受け取れます。また、予算概要では今年度から着手しなければ整備計画に間に合わない事業があるのにもかかわらず、予算計上をされていないものがあります。これまで高橋市長を含め3市町村長は、合併協議会、各市町村議会、住民説明会において、「裏づけとなる財政計画は三位一体改革等を加味し、十分に検討をしてあり、問題はない。新市建設計画は確実に推進していく」と説明していたはずです。しかし、合併してわずか2カ月後、施政方針では合併協議会で協議、決定されたものを早くも覆すがごとく内容となっており、当時の三条市長、合併協議会の会長だった人が示した施政方針とはとても思えません。
これまでの御答弁でも、しきりに財政を検証してから、就任後時間がなかったと言われますが、新市建設計画における財政計画は、新市の普通会計について歳入歳出を項目ごとに現況及び過去の実績、経済情勢等を勘案しながら推計し、合併後の変動要因、国県からの財政支援、調整方針に基づく制度調整影響額などを加味しながら策定し、三位一体改革の影響、災害に関する要因も含んで決定しているわけで、合併協議の段階で3市町村の財政は検証済みであるはずです。これを理由にするのはおかしいと思います。また、きのうの1番議員の質問にありました17年度の歳入歳出に関する質問に対しての御答弁でも歳入は間違いないと御答弁をされておりました。であれば、事業を先送りするというのは整合性がとれないのではないでしょうか。施政方針や大綱質疑の内容を地元メディアが報じられた直後から、「一体どうなっているんだ。住民説明会でそんなことは言っていなかった。当時の町長も議員もみんなうそを言っていたのか」と住民からの声が出ています。
そこで質問をいたします。新市建設計画に登載された事業は、それぞれの予定年度で間違いなく完了させる意思があるのか、新市建設計画の推進に対する市長のお考えをお尋ねいたしまして、1回目の質問を終わります。
○議長(久住久俊君) 市長。
〔登壇〕
◎市長(高橋一夫君) 土田議員の御質問にお答えします。
最初に、大面川の件でありますが、大面川につきましては上流部において林道天神ヶ入線ほか4路線が整備され、430ヘクタールの山林利用区域を抱えております。過去4回の水害を超える7・13豪雨水害では、下流地域においても大きな被害をこうむったところであります。当該河川は、下流神名橋まで砂防指定を受けていたところでありますが、上大橋から神名橋の区間についてはこれを解除し、たび重なる水害のため、管理主体を未確定の中で国営刈谷田川右岸排水工事により整備を完了し、供用しているものであります。しかし、急勾配と構造上の問題から副断面への土砂堆積が著しい状況となっており、今年4月しゅんせつ事業の協定を刈谷田川土地改良区と旧栄町との間で締結されたところであり、これにより土地改良区と行政で適切な管理を行ってまいります。また、治水は治山と密接に関連していることから、整備された林道網を活用し、造林等森林の整備活動を森林組合と連携して推進してまいります。
貝喰川の改修についてでありますが、貝喰川の治水、利水の観点並びに昨年の7・13水害を受けまして、河川管理者である新潟県に対し、災害復旧事業等による抜本的改修の早期着手を要望したところですが、今後の貝喰川の治水計画規模、河川指定、治水、利水対策方式の調査、検討に入ったと聞いております。また、平成17年2月に、新潟県では流域自治体である見附市、三条市の参加による(仮称)一級河川貝喰川流域浸水対策検討会を立ち上げられております。なお、内水対策を含めた抜本的改修の早期事業着手を県に要望してまいります。
また、先般担当の大臣、技監がおいでになったときも、中小河川、いわゆる大きい川ばっかりじゃなくて、中小河川の改修ですとか、そういったようなものもぜひひとつやってくださいということでお願いをしました。
それから、最後の新市建設計画についてのお問いですが、これも最初の大綱質疑のときからお話をしていますように、私は新市建設計画はきちっとやれるものと確信はしております。ですが、私が責任者として引き受けた以上、もう一度きちっとした財政だとかなんかを精査してみたいというふうに感じております。何回も言うように、それをもう一度きちっとした形でしない中でやって万一──例えば負担を小さく、サービスを高くというふうな形で今走っているものを、逆に負担をまた増してもらわなきゃだめだとか、サービスが低下するとかというようなことはまかり間違ってもしたくないというふうに考えております。できるんだろうとは思っておりますが、スタートが大事ですので、もうちょっと時間をかしていただいて、これから議会が終わったらそれを検証して、そして来年度の予算にはきちっとした形で提案をさせていただきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。また、これから融和ミーティングとかいろいろな形の中でお話し合いをしていきますが、その節もそういったようなことをきちっとお話をして御理解をいただきたいというふうに考えております。
○議長(久住久俊君) 助役。
〔登壇〕
◎助役(佐藤和夫君) 御質問の2点目の市道福島新田13号線についてのお問いでございますが、この路線につきましては、従来からごみ焼却場の関係として一部事務組合でも何回か取り上げられた問題でもございます。旧三条市議会でも何回も取り上げられた問題でございましたが、今まで旧栄町の地籍でもあったということと、また町道認定もされておらなかったという状況でございまして、合併特例債の対象となる主要事業として取り組むべきではないかという御指摘もちょうだいしておったところでございます。その際も私の方からお答えを申し上げてきたところでございますが、これは新三条市になった時点で、また旧栄町の方から当然町道として引き継ぐこととなるということから、合併特例債の対象というよりも一般土木事業の対象として早急に取り組んでまいりたいとお答えをさせていただいているところでございます。基本的にその道路の重要性は十分に認識をしておりますので、そのような形で取り組んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(久住久俊君) 教育次長。
〔登壇〕
◎教育次長(阿部晃義君) 図書館の栄分館の閉館時間についてお問いでございますので、私の方からお答えをさせていただきます。
図書館の栄分館につきましては、農村環境改善センターの図書室を合併後分館として位置づけさせていただきまして、その内容につきましては合併協議に基づきまして、蔵書の充実あるいは電算システムの導入、それから職員の配置等を行いまして、開館時間につきましても三条市の例により調整をさせていただいたものでございます。
図書館の開館時間の延長についての御質問でございますが、中学生、高校生等の学習の場として利用をしたいという要望があるということは伺っております。施設内の図書室にかわる場の提供につきまして、以前にも例があるということでございますので、実態を踏まえた中で今後検討をしてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○議長(久住久俊君) 2番。
〔登壇〕
◆2番(土田俊人君) それでは、2回目の質問をいたします。 まず、1点目の中小河川の抜本的な改修についてですが、貝喰川については関係機関の方にさらに要望していくということと、現地の方の調査も入っているということをお伺いしました。中小河川の整備についても国土交通大臣にも要望したということなんですが、先ほど大面川の抜本的な改修について御答弁がなかったように思いますので、再度その辺をお願いしたいと思います。 それで、三条市のホームページを見てみますと、防災ポータルという部分で三条市防災カメラの映像をリアルタイムで見ることができます。それを見て自分の目をちょっと疑ったんですが、栄庁舎からの映像が高位部支線排水路、稗田川の昨年の水害時の破堤箇所方向の水田を映し出しておりまして、「遊水地(栄庁舎より)」となっております。きのうちょっとこれを打ち出してみたんですが、このような状態で出ております。画像サイズが小さいので、稗田川の栄庁舎側なのか、大面川との間なのか、場所の特定はできませんが、およそ東光寺なんだろうなと思います。つまり大面川、稗田川の水害対策ということなんでしょうけれど、ここが遊水地になったということは、大昔のことは知りませんが、私自身初めて知りましたし、議会でも説明があった記憶はありません。地元議員として恥ずかしい話なのかもしれませんが、この場所はどこの位置を指しているのか、これはいつ、どこで決まったのか、その辺がちょっとわからないんです。この辺を御答弁いただけたらと思います。 また、遊水地であれば当然地元関係者に対して説明し、同意をいただかなければならないと思います。農地、農作物の補償の問題も出てくると思いますが、この辺地元の方何人かに聞いてみたんですが、ここが遊水地というのは聞いたことがないという方ばかりで、昔確かに稗田川と大面川の間、雨が降ってあふれると、そこの部分が一時的に水がたまるというふうに聞いたことはありますが、そこが遊水地というのは私自身聞いたことはありません。遊水地というのはさらにゲートがついておりまして、水位が上がったときにゲートをあけて水を引き込んで、河川の水位が下がったらまたゲートから水を河川に戻すものだと思います。私の知る限り、大面川にも稗田川にもそのようなゲートはありません。勝手に越水をさせて、付近の東光寺排水路から自然排水するつもりなのかわかりませんが、それ以上にここが遊水地ということになれば、さきの水害と全く同じ状態になります。東光寺、若宮新田、福島新田の住宅は床上、床下浸水をしてしまいます。 これは、地域の実情を知らない方が机上で考えたことだとしても、余りにもずさんなことだと思います。これで国や県に対して要望していると言われましても、大面川に対してこの程度の認識では──これについては旧栄の職員の方は何をしているんだということにもなるんでしょうけれど、上流部の出水の状況、中下流の流水断面の不足、それにまた合流する稗田川、役場付近を起点として流れていく東光寺排水路など、大面川の流域の水の問題はこれらが複雑に関連しているんですが、実情を把握していない状態でただ抜本的な改修をしてほしいと陳情しても、お願いをしても、必要性も重要性も伝わらないのではないでしょうか、お答え願います。 また、水害直後県が作成し、国への要望に使った新潟県を襲った7・13豪雨災害に関する要望書は御存じだと思うんですが、大面川も貝喰川も出ておりません。栄町で出ているのは、写真がたった1枚だけ。そのキャプションでは「冠水被害を受けた大豆(栄町善久寺)」、たったそれだけです。国や県というのは、この程度の認識なんです。大面川も貝喰川も施政方針では触れられておりませんが、五十嵐川の改修が自身の責務と言って市長になられた高橋市長には、それと同じぐらいの気持ちで取り組んでいただかなければ抜本的な改修は難しいと思います。お答え願います。 先ほども申し上げましたが、大面川が下流の整備を土地改良事業で行ったため、河川ではなく農業排水路だというふうに、同じ川でありながら管理者が違います。先ほど述べたとおり、流量に対して流水断面が不足しているのは事実で、多くの住宅が冠水し、避難所生活を送るほどの被害を出しても、農業施設はあふれても仕方がないという感覚といいますか、河川と違い抜本的な改修が難しいと聞いています。先ほども申し上げましたが、貝喰川は農業施設として整備されたものを1級河川でいただいております。河川として抜本的な改修はできないのか、その辺もお尋ねしたいと思います。 市道福島新田甲13号線の件ですが、この辺は先ほど補修については述べていただいておりませんので、早急に補修していただきたいということについて御答弁をお願いします。 図書館についてですが、図書館の利用方法は単純に本の貸し切りだけではなく、その場で読んだり、調べものをしたり、図書館の読書スペースで勉強したりと、利用者それぞれにさまざまな利用がされてきました。環境改善センターも10時までやっております。昨日の市長の答弁で、三条の図書館と栄の図書館でそれぞれ役割があってもいいと思うというふうに答弁をされておりました。それぞれの特性を生かした利用方法ということで遅い時間まで利用できてもよいと思いますが、いかがでしょうか、お答え願います。 次に、新市建設計画の推進の部分なんですが、これは私の理解力が足りないのか、どうも市長の答弁が理解できないわけなんですが、財政計画は市長も大丈夫だと思っているわけですし、今年度の歳入も間違いないと。3市町村の財政の検証は、合併協議会でやっているはずです。であれば先送りする必要はないのではないでしょうか。議会答弁ではなく、もう少しかみ砕いてお答えいただきたいと思います。 この新市建設計画は、新市の均衡ある発展と各地の課題を把握した上で各地域で必要とされる事業を盛り込んだもので、不要なものなど一つもないはずです。対等合併とはいうものの、人口8万5,000人の三条と1万2,000人弱の栄と下田、当然飲み込まれるという感情があり、不安のある中の合併に向けてのある種の条件、約束事であったと認識しています。住民への約束を果たしてこそ信頼される政治であると思います。そもそも新市建設計画は、合併協議会で3市町村の首長、助役、部課長を初めとする多くの職員が制度調整にかかわり、議会としましても議会代表が参加し、その都度各議会で報告があり、また多くの意見も聞いております。住民代表についても、商工団体の方もおりますし、女性もいます。若者もいます。さらに、各地で説明会を開き、住民の意見や要望を聞き、反映させたものであります。つまり現在の三条市民全員の力でつくり上げたもので、それをごくわずかな民間の委員から成るプログラム策定委員というものですか、これが新市建設計画の事業の役割を検討し、事と場合によっては変更や取りやめなども含めて検討するような、そういうものはちょっとおかしいかと思います。お答え願います。 また、一つの例としてですが、例えばきのうの質問にあった地域間交流施設でありますが、あの場所が地すべり地帯であることはもうはなからわかっていることです。建設が可能か調査をして、だめであれば別な土地を探し、それから設計して建設にかかるなどということは、場所も実施年度もわかっているわけなのに、先送りしようとしているようにしか感じないのですが、その辺をお伺いいたしまして、2回目の質問を終わります。
○議長(久住久俊君) 市長。
〔登壇〕
◎市長(高橋一夫君) もちろん五十嵐川だけではなくて、刈谷田川を初め中小河川についても抜本的な改修をやっていくのが仕事だというふうに考えております。
また、今議員が示されたホームページの遊水地という形が、どうしてそういう言葉をそこに使ってしまったのか、ちょっと後で調べて、どういうふうな形でそういう表現になったのか御連絡をしたいと思っています。あるいは、何かの間違いかもしれません。
それから、新市建設計画ですが、私も議員のおっしゃることはよくわかります。ですが、私としては何回もお話をしていますように、心配性と言えば心配性かもしれませんが、決してやらないとかどうとかということじゃありません。大丈夫なんだろうと思うけれども、今回の17年度の予算からという形ではなくて、どうしても急ぐものはともかくとしても、そうでないものは私がきちっと納得がいくような財政計画をもう一回立てて、それで総合政策部でやめるとかやらないとか、どうとかこうとかということではありません。もし表現がそういうふうにとられたとすれば、それは違います。新市建設計画というのは、もちろん尊重してやっていきます。ただ、本当に大丈夫だなと思うけれども、検証をさせていただいて、そして来年度の予算できちっと説明をしたいというふうに考えていますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(久住久俊君) 助役。
〔登壇〕
◎助役(佐藤和夫君) 御質問の中でしらさぎ荘の件でお問いでございますけども、これにつきましては地すべり地域としての危険性が大変にあるわけでございます。それは技術的に旧栄町の中でそこまで検討をされたとは聞いておらないわけでございます。私どもの技術屋の段階ではその辺の見きわめをきちっとつけないと、あの場所に今すぐつくるというのは難しいといいましょうか、技術的にやはり十分に検討をしなければならないという報告を受けておりますので、その辺を慎重に見きわめてまいりたいと思っているところでございます。ただ単に先延ばしという意味ではございませんので、御理解をいただきたいと思っております。
○議長(久住久俊君) 建設部長。
〔登壇〕
◎建設部長(今井國雄君) 市道福島新田甲13号線の維持補修でございますけども、これにつきましては大型車両が多く通っているということで大分舗装等が傷んでおりますので、これについてはとりあえず早急に直していきたいと思っておりますし、橋梁の高欄につきましてもできるだけ早く直していきたいと思っております。
今後につきましては、清掃センターがございますので、担当部課とまた協議をいたしまして、できるだけ早く新しい法線等を検討してまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
○議長(久住久俊君) 教育次長。
〔登壇〕
◎教育次長(阿部晃義君) 図書館の栄分館の閉館時間についての再度の御質問でございます。
先ほども申し上げましたが、図書館栄分館につきましては合併後貸し出し、返却等に伴うものにつきましては旧三条市の図書館と同じシステムを導入しまして、このことにより本の予約あるいは所在状況が明らかになるようになってございます。また、図書室時代には無人でございましたが、分館機能を充実させるために専門の職員や臨時職員を配置しまして、資料検索やレファレンスに対する体制もとらせていただいたところでございます。今後は、分館と地元のボランティア団体さんと協働をいたしまして、読み聞かせの充実を図るなど図書館本来の機能の充実を図る予定でございます。
なお、時間の延長につきましては、今後の検討課題とさせていただきたいと思っております。
○議長(久住久俊君) 2番。
〔登壇〕
◆2番(土田俊人君) それでは、3回目の質問をいたします。2回でやめようと思ったんですが、余りいい御返答がいただけなかったので、もう一度やらさせていただきます。 大面川の抜本的な改修、この辺が答弁を聞いていますと非常に弱いんです。それで、先ほども申し上げましたとおり、本当に五十嵐川の改修、それと同じぐらいの熱意を持って取り組んでいただけたらなと思っておりますので、よろしくお願いします。御答弁をお願いします。 次に、図書館の件ですが、農村環境改善センターは10時までやっておりますし、そこには当然管理人もおります。管理人がいるわけですので、図書館も別に10時まであけていてもいいと思うんです。市長がきのう言われましたように、もっと柔軟にやっていただけたらなと思います。その辺もあすあすからでもそれこそやろうと思えばできる問題だと思うんで、再度御検討をお願いします。 新市建設計画の件ですが、市長の言われることもわからないでもないんですが、ふだん私の質問はあっさりとしていて、さあっと流す方なんですけど、この件だけはそう簡単に引き下がるわけにはちょっといかないんで、再質問させていただきます。 そもそもこの合併は、理事者側だけではなくて、議会も一緒になって進めてきた経緯があります。合併協議会に議会代表として、この中でも12名の方が参加をしていました。市長が言われていることは、合併協議会で協議、決定された内容と同じことを言っていると皆さんは思いますか。やはり首をかしげるんじゃないでしょうか。住民説明会においても、市町村長だけでなく、合併協議会に参加をされ、委員となっていた議員の皆さんも一緒に行って説明をされたと思います。私自身も合併の必要性を訴えて、住民に対して新市建設計画をもとに説明をしてまいりました。合併の是非についても、廃置分合の議決においても賛成をいたしました。ですから、合併後たった2カ月で新市建設計画を見直すとか、そういった施政方針、発言をとても見過ごすわけにはいきません。大体市長御自身も、市長選の公約で新市建設計画を見直すなどということは一言も言っておりません。全市民でつくり上げたと言ってもいいこの新市建設計画でありますけど、合併協議会で協議、決定されたこの新市建設計画というものはそんな軽いもんじゃないと思います。住民に対してどういうふうに説明していくのか、説明ができるのか、再度お答えをいただきまして、私の一般質問を終わります。
○議長(久住久俊君) 市長。
〔登壇〕
◎市長(高橋一夫君) お答えします。
大面川の件については、どなたかのときに答弁をしてありますが、再度します。大面川の治山治水の観点から、河川管理者である新潟県に対し、砂防事業による早期整備を要望したところですが、今後の大面川における対策工法の調査に期間を要すると聞いております。また、昨年の7・13水害の被害箇所復旧を県単砂防事業で実施されているところでございますが、今後とも早期整備を県に強く要望してまいりたいと思っております。
それから、新市建設計画についての再度のお問いですが、私も市長になってわずか1週間ぐらいの間に人事から予算編成から施政方針からを全部しなければだめだなんていうことは、私は実はわからなかったんです。なってみたら、もうこういうふうな形で詰めていくと、ここでもって全部をしなきゃだめなんだというような形になったものですから、本来そういうものの時間がもしあればきちっとやった中でお話をしたかったんですが、ないものですから、御案内のように収入役も決められないというような形、その中でいわゆる人事を何とか進めていく、施政方針もつくらなきゃだめだ、予算も逆算していくとこの日に概要説明をするから、この日にしなきゃいけないというような形になったもんですから、そうすればちょっと──新市建設計画はもちろんやるというふうな形でやってきたわけですから、それはもうやらなきゃいけないと思っていますし、私も十分にできるんだろうと思ってはいますけれども、私としては何も検証もなしにやるということは、ちょっと私の性格としてはできないものですから、私は悪いけれども、やらないということではなくて、もうちょっと検証する時間が欲しいというだけなんです。もうちょっと時間があれば、新しい17年度の予算自体にきちっと私が検証して、そしてこういうふうな形ですからやりますという形で予算をつけていきたいとは思っておったんですが、何しろほとんど時間のない中でのあれなものですから、それをひとつ御理解をいただきたいと思いますし、また住民の方々にもその辺のことをお話をして、御理解をいただきたいというふうに考えていますので、よろしくどうぞお願いします。
○議長(久住久俊君) 教育長。
〔登壇〕
◎教育長(松永悦男君) 図書館の開館時間の延長の御希望について次長が答弁をいたしておりますが、再々御質問でございますので、私の方でお答えさせていただきますが、図書館図書の利用のためということであって図書館という開館は本館と同じようにいたしたいと思っております。制度調整に従いたいと思っておりますが、御質問の中で今まで中学生、あるいは高校生が学習施設としてそこのところを使って夜勉強している子供がいると。そういう子供の利用については、私どもはそういう意欲のある子供の──これからまたその様子を見たいと思いますが、そういう高校生、中学生だと思いますけども、実態を踏まえた中で図書館分館にかわる学習場所を提供することは検討してまいりたいと、こういうふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
|